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2014
02/17

防災カードを作ろう!その1

その他

1.身の安全を守る
地震が起こった場合に、どういう行動をとればよいでしょうか?あらかじめ地震や災害を想定しておけば、あわてないですし抜けがなくなります。それをまとめておくのが「マニュアル」ですが、「マニュアル」をさらに持ち運び出来るようにし、コンパクトにして携帯出来るようにした物が「防災カード」です。今回は、この防災カードに注目し、作る時の内容についてまとめて行きたいと思います。

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全体の流れ
色々な会社や公共団体が見本を出しているので、インターネットなどで参考にして下さい。まとめてみると、地震が起こった場合の時系列に合わせて初動の部分を書かれているのがほとんどでした。サンプルとして、日本技術士会が東京都内向けに作られたものがありましたので、これを参考にして確認していきたいと思います。あくまで、東京都内向けですので、細かな部分はそれぞれの地域に合ったものを作成して頂きたいと思います。

1.身の安全を守る
2.出口の確保をする
3.火の始末をする(電気のブレーカーを落とす)
4.情報収集をする
5.避難判断をする
6.安否確認をする
7.救援・救護について
8.帰宅判断をする

1.身の安全
被災する場所によって、対応がかなり変わってきます。場所別に検討しておきましょう。

-エレベーターの中:行先階のボタンをすべて押して、最初に停止した階で降りましょう。閉じ込められたらインターフォンで連絡をします。

-ビルの中:非常口を利用し、階段から避難します。エレベーターは使用しません。窓から離れて、物が落下してきたり、倒れてきたりしないかを確認します。机やテーブルの下などで安全確保をして下さい。放送などを聞き、冷静に行動して下さい。
-デパート・スーパー・劇場など:大きなガラスや重たいものからは離れて下さい。非常口を確認して、落下物や物が倒れて来ないかを注意して、放送などの指示に従って下さい。スーパーでは買い物かごを頭から被ると、ヘルメット替わりになるようです。
-電車・バス:つり革・手すり等につかまって、乗務員の指示に従って行動します。あわてて、外へ飛び出したりすると怪我の元です。
-地下街:煙が出たらハンカチを口に当て、低い姿勢で煙を吸い込まないように避難する。地上出口の場所を確認して外に向かうようにする。洪水などで水が入ってきた場合は、一刻も早く地上に出るようにする。
-自動車運転中:通行妨害を避けて停車。出来れば駐車場に停めるようにする。エンジンを止め、キーはつけたまま、連絡先をダッシュボードに置きロックせずに避難する。
-海岸・河川:津波を避けるために、海岸を離れ、河川、低地を避けて高台に避難する。街の中:頭を鞄などで保護。空地、公園、学校などに避難。自動販売機や壁・屏には近づかない。

 

次回は、2.出口の確保をする を考えます。

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