2017
01/04
01/04
餅をのどに詰まらせたら その2
おばあさんの記事
皆様、2017年明けましておめでとうございます。今年も高橋家のカンパンを宜しくお願い致します。さて、今年の関東はとても暖かな正月で、良い天気が続きました。しかし、元旦から餅をのどに詰まらせて、東京都内だけでも14人が病院に搬送され、2名がお亡くなりになりました。2年前の2014年1月6日にも餅の話題をご紹介致しましたが、もし、のどに詰まらせた場合は、意識があるか周りの人が確かめたうえで反応があればあごを支えてうつむかせ、背中を強くたたいて吐き出させるなどの対応をとります。掃除機で吸込むのも良いですが、掃除機を取りに行ったり、うまく口に合わなかったりと時間が過ぎる事の方が危険ですので、肩甲骨の間を強くたたいて吐き出させる対応が一番早く出来ます。
火災でもそうですが、回りに人がいる場合は、まず大声で状況を知らせましょう。そうすれば、一人が背中を叩いている間に、掃除機を用意したり、救急車を呼んだりと同時並行で複数の作業が出来ますので、助かる確率も上がります。意識が無い場合は直ちに心臓マッサージを行い、心肺蘇生をする必要があります。
東京都で平成24年から今年までの5年間の正月三が日に搬送された人の95%を65歳以上の高齢者が占めており、病院搬送が103名に上り、このうち6人が死亡しています。
まずは、予防が大事です。餅は小さく切って、急がずによくかんで食べるようにしましょう。
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