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2015
03/18

帰宅困難者対策(社員の分布図作成)

しんいち君(長男)の記事

会社でBCPを考える上で、リソースとして社員がどれくらい集まるのかと言う事は重要な問題です。その為には、社員の自宅から会社までの距離というものを把握しておく事も大事です。

もしも、家がすぐそばであれば、帰宅困難者対策も必要ありませんし、家族の安否もちょっと帰ってみれば判る話です。

しかし、社員名と住所をデータで持つのは、個人情報保護が厳しい現在、すごくハードルが高く、難しい問題を抱えてしまいます。

そこで、社員名も住所も特定せず、単なる郵便番号の一覧表であれば、どうでしょう?そこには個人名もなく、住所もありません。現在、郵便番号は7ケタとなり、郵便番号だけで、町名まで特定できるようになっています。

そこで、郵便番号だけを一覧で集めて、分布地図を作ってみましょう。

取引先の一覧があれば、サプライチェーンの状況もわかりますし、社員データなら会社から自宅までの距離も割り出せます。

chizu1.jpg

 

まず、郵便番号からもしくは、住所から緯度経度を調べます。例えば、tree-maps というサイトがあります。

http://tree-tips.appspot.com/webtool/geocoding/

この時の注意点として、入れるコードがUTF-8かSIFT-JISかの確認をお願いします。他にも「住所から緯度経度を一括で調べるツール」と入力してググるといろんなサイトが出てきますので、緯度経度を調べます。

(フリーサイトですので、自己責任においてご利用下さい)

 

郵便番号から住所に変換するのは、エクセルの郵便番号変換ウィザードを使っても出来ますし、「郵便番号から住所を一括で調べるツール」と入れるといろんな無料サイトがあります。

 

緯度経度が出来れば、下記の地図へ入れるとプロットされます。

http://ktgis.net/gcode/lonlatmapping.html

埼玉大学教育学部 谷謙二研究室の地図情報です。 非常に簡単に出来ますが、ここも無料でのオープンサイトですので、いつまで使えるかは判りません。

早めに使ってみてはいかがでしょうか?

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