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2015
04/24

レジリエンスの未来

おとうさんの記事
レジリエンスと言う言葉を聞いた事があるでしょうか?
Wiki を見ると、
「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」「耐久力」などとも訳される心理学用語である。心理学、精神医学の分野では訳語を用いず、そのままレジリエンス、またはレジリアンスと表記して用いることが多い。「脆弱性 (vulnerability) 」の反対の概念であり、自発的治癒力の意味である。
と書いてあります。
地球の状態から言えば、この1000年間は穏やかな時期でしたが、今後は活動期に入って行くそうです。ですから、今後は観測史上初がどんどん出てくる状況になるやもしれません。その時に、すべての災害を防ぐのは不可能ですし、見方を変えてみると違うものが見えるかもしれません。
例えば、大雨は災害をもたらせますが、少しだと恵みの雨という事になります。リスクと恵みは表裏一体です。
4月22日には、チリ南部のカルブコ火山が噴火しました。世界的というよりも地球規模での気象変化にどう対応していくかが、これから求められてくるのではないでしょうか?
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今年は仙台で、第三回国連防災世界会議が開催されました。その中で大成建設さんが主催の「レジリエンスの未来」というフューチャーセッションがありました。その中で、沢山の方々が、レジリエンスに対する考え方や、今後の方向性について話し合われました。例えば次のような問題点についての話でした。

東北の復興は、もともと潜在した問題点もあり、それに着手出来なかった事が、災害をきっかけに考えられるようになった事もあるようです。例えば、どんどん過疎化が進んでいた所に、ボランティアの若い力が入ってきて、経済効果が生まれてきたなんていう事もあります。 過疎化を防ぐ方法を考えて行くのも地方にとっても、首都圏にとっても重要な事だと思います。

会社に置き換えて見ると、判りやすいかもしれません。業績が悪くなった時に、社員は、何とか頑張って立て直そうとするのか?それとも、早いうちに別の会社に移って自分に被害が及ばないようにするのか?大きな違いがあります。それを愛社精神と呼ぶのかもしれませんが、それがある会社はレジリエンスが高い会社と言えるのかもしれませんね。

しなやかな強靭さという事について、今後も考えて行きたいと思います。
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